Actualités - GCC便り
ワインと音楽のマリアージュ
6月17日に東京浜松町にて、味覚（GCCコレクションワイン）と聴覚（栗原麻樹のピアノ演奏）のマリアージュを試みるイベントを行います。
二日酔い気味のある晩、コンサート会場である曲が始まると、前夜飲んだルーミエのシャンボールミュジニー・レクラの味わいが蘇りました。曲はモーツァルトのピアノコンチェルト21番第2楽章で、またまたクラッときた訳ですが…。音楽を聴いてワインの記憶が呼び覚まされた。逆に味や香りから音楽が思い浮かぶこともあるのでは？
以来あたためてきた企画ですが、この度栗原麻樹さんとサンミッケーレさんのご協力を得て実現の運びとなりました。
今回は音楽が先です。ひとつの曲からは皆が同じ味と香りを連想するのか？ はたまたワインの好みが人それぞれなように音楽から思い浮かぶワインも人によって異なるのか？
GCC初の試みです。奮ってご参加ください。
（須藤）
須藤 秀章
1986年にAcadémie du Vinでワインに開眼。CIDDのAlain Segel氏によるワインと料理の組み合わせ（Mariage）に感動して以後、自らも垂直試飲・平行試飲を中心とする比較試飲会を企画。在パリのワイン愛好者が集まっての試飲会を1991年にGrand Cru Clubと名付ける。
1995年より日本でも試飲会を開催。パリでの試飲会にワイン生産者を招いたり、産地を訪問して葡萄の生育や醸造への理解を深めるツアーを企画したり、ワインのもたらす楽しみを少しでも多くの人と分かち合うために情熱を傾けている。